√コウノトリの運んだものは、

一言で云えば―――『何が何だか』　そんな夜でした。
オウと濡鼠になったり、
グウロに服を乾かしてもらったり、
見られたり。
オウ善人説を意地になってひっくり返そうとしたり、
グウロが通りすがりの誰かに慰められたり、
遠巻きに見られたり。
オウにギャラリーの正体を暴くよう頼んだり、
グウロが通りすがりの誰かに某月刊誌を渡されたり、
ミイラ取りがミイラになってギャラリーが増えてたり。
序でに酒盛り状態になってたり。


―――パパになりたい、と。グウロに頼まれたり。

今までで一番、彼を頼もしく感じたような気がしました。

周りの人たちの視線も、心なしか柔らかくなったような気がしました。




嗚呼でも――――、

母親になるんだなあ。私が。




【潮風の港街】　★オウ...　★グウロ...　★ターナ...　★ジェナスト...　★ゼクス...

久々だった気がします、こんな大人数は。
久々だった気がします、―――こんなカオス空間は！（どーん。）

アレですよ。
足元に気をつけろ、なんて忠告されたら、寧ろ転ばせる為の伏線としか思えない。
そんなあたしは捻くれているんですか。
（べっこり凹むほどに自覚はありますが、）
そんでもって、『善人＝からかうのが好きでノリとツッコミで生きている人』と、
認識を改めないといけないのかしら、と本気で思いました今日この頃。
それならあたしも善人に足を突っ込んだ感じに…！

うん、それともう。
旦那さんのテンパり具合が相変わらず素晴らしく可愛かったです。
可愛いと云うと不機嫌になるので、口に出さない癖がつきましたけれども。（笑）
子供欲しい宣言（もっと暈せよ。）にはやっぱり驚きましたけど、
前々からそんなお話も度々出てましたしね。
でもこう、コウノトリさん来てくれなかったらどうなるんだろう。
全くもって想像がつかないあたしがいます。
あれ、あたしの妄想力も此処までなのか！？畜生！！（ガッデム！）

ターナちゃんの年齢を感じさせない純粋な可愛らしさに萌えたり。
丁寧に某本のことについて説いてくれるお兄さん的なジェナストさんに萌えたり。
お腹に穴空いてるらしいのにギャラリーしてくれるゼクスさんの根性に萌えたり。
善人の何処へ辿り着くのか本当に分からないあのぐだぐだな感じに萌えたり。
旦那さんの（まだ云うか、）ギャラリーに見捨てられた時の小動物具合に萌えたり。

ホント、終始萌え忙しかったです。
（あたしの頭はホント忙しいです、絶えずアツアツに沸き上がってますから！）

今度はギャラリーな感じだった人たちともちゃんと絡みたいな、と思いつつ。



誰も居なくなった後の錬金術師さんの呟きが、何か切なくてツボりました。
嫁さん早く帰ってきてやってくれえええええええィ…！（ﾉﾉ）