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『がぁらないとシネマ』 この単語を聞いてピンと来ない方、今すぐUターン。早くしないとラッシュに巻き込まれます。
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広場を包む、賑やかでちょっぴりアブナイ空気でした。



4. March. 2007 / Night
【繁華街の噴水広場】 ★ガルガード... ★ターナ... ★ルゥルオル... ★エクスレイ...

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猛烈な勢いで日記を書き上げて少々ぐったりです、こんにちは。(笑)
いや、溜め込んでたあたしが悪いんですがね、うん…。


昨日、卒業式でした。
当日の朝はやっぱり感慨深くなっちゃうものなのかな、って思ってたけど。
それほどでもなくて、何だか拍子抜けしました。
寧ろ、実感湧かないって云う方が正しいのかもしれない。
同じ時間に起きて、同じように朝ご飯を食べて、同じように制服を着て。
靴は朝下ろしたばかりのものを履いて行ったけど、それだけで。
他は何も変わらなくて、普通に授業を受けに行く、みたいな心持ちのまま。
校門に先生達が沢山立ってたけど、それも考査前は何時ものことだったし。
けど…この時期にクラスの皆で集まって、ドッジボールや缶蹴り。
絶対やらないようなことをして、やっと、『嗚呼、卒業するんだ』って。

仲の良い友達に県外に行く子は居ないし、卒業って云ってもなあ。
そんなこと思ってたけど、やっぱり何か別のもの、って云うか。
物理的な別れとかじゃなくて―――、
少なからず、胸の内に隙間が出来たような気はしました。


今のあたしの立場は、一応まだ『高校生』だけれど。
なんだか危うい、非常に宙ぶらりんな状態です。
それに流されて自分を甘やかしたら最後な気がするので、
新しい生活が始まるまで、最低限、自分を律していこうと思います。

―――いや、でも、やっぱり羽目は外しちゃいそうだなあ…。(笑)

どんな桜吹雪を見るよりも、目頭が熱くなっちゃったよ。


本当に、何となく。何となーくで、夜の森を散策してたんだ。
ある一角が人工的な灯りでぼんやり照らされてたからさ、
誰か居るのかなって思って、好奇心でそっちに駆けてったわけ。
そしたら案の定、人のシルエットが見えた。
微かに聞こえる声からも、女の子かな、なんて思いながら見てたら、
その子、コインを取り出して手の甲に置いたんだよぅ。
何が始まるんだろうって、ドキドキワクワクしながら見てたの。
そしたらさ、そしたらさ!そのコイン、どうなったと思う?

手の甲をすり抜けちゃったんだよぅ!
凄いよね、凄い!私、思わず感動して、声を張って叫んじゃった。
そしたらその子、凄くびっくりしちゃって。…あは、当たり前か。
で、怪しい者じゃないって弁解しようと思って近づいたら。
…あれ?って。何か見覚えあるよぅ?って。
さっきまではカンテラの光の逆光になって、顔がよく見えなかったけど。
うん、確かに見たことがある。
近くで聞いて、声にも聞き覚えがあることを確信した。
私が考えを廻らせてたら、向こうから、疑問を確信に変えてくれた。

少し、大人っぽくなったけど。
私の名前を呼ぶ声、ちっとも変わってない。
私に向けてくれる笑顔だって、ちっとも変わってない。
――この街に来て始めて出来た、親友って呼べるお友達。

私、もうはしゃぎにはしゃいじゃって。
サクラちゃんも同じくらいはしゃいでくれたから、すっごく嬉しかった。
『どうして何も云わずに居なくなっちゃったの?』
そう問いただすのも、サクラちゃんから謝られるまで忘れてたくらい、はしゃいでた。
けど…なんか、どうでもよくなっちゃって。
そう、どうでも良かったんだけど…少しは報復させてもらっちゃおうかな、って。
今度黙って私の前から居なくなったら、
探し出してでも最高に苦い薬飲ませてやるから、って。
約束、させてもらったよぅ。
サクラちゃん、薬を飲んだわけでもないのに苦い顔してたっけ。
でも、またすぐに笑ってくれた。

夜が更けに更けて、月が輝きを増す前に、
お互い少し大きくなったかもしれない手を繋いで、帰路につく。

―――大事なところが変わってないのは、サクラちゃんも、だよぅ?


19. February. 2007 / Evening
【エルフの森】 ★サクラ...

全く。フィーの素晴らしさは兎になっても変わらないのね。



19. February. 2007 / Midnight
【山頂の大聖堂】 ★ニュアージュ...

隠されるほど、誤魔化されるほどに。



18. February. 2007 / Midnight
【潮風の港街】 ★ティーダ...

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