[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どんな桜吹雪を見るよりも、目頭が熱くなっちゃったよ。
本当に、何となく。何となーくで、夜の森を散策してたんだ。
ある一角が人工的な灯りでぼんやり照らされてたからさ、
誰か居るのかなって思って、好奇心でそっちに駆けてったわけ。
そしたら案の定、人のシルエットが見えた。
微かに聞こえる声からも、女の子かな、なんて思いながら見てたら、
その子、コインを取り出して手の甲に置いたんだよぅ。
何が始まるんだろうって、ドキドキワクワクしながら見てたの。
そしたらさ、そしたらさ!そのコイン、どうなったと思う?
手の甲をすり抜けちゃったんだよぅ!
凄いよね、凄い!私、思わず感動して、声を張って叫んじゃった。
そしたらその子、凄くびっくりしちゃって。…あは、当たり前か。
で、怪しい者じゃないって弁解しようと思って近づいたら。
…あれ?って。何か見覚えあるよぅ?って。
さっきまではカンテラの光の逆光になって、顔がよく見えなかったけど。
うん、確かに見たことがある。
近くで聞いて、声にも聞き覚えがあることを確信した。
私が考えを廻らせてたら、向こうから、疑問を確信に変えてくれた。
少し、大人っぽくなったけど。
私の名前を呼ぶ声、ちっとも変わってない。
私に向けてくれる笑顔だって、ちっとも変わってない。
――この街に来て始めて出来た、親友って呼べるお友達。
私、もうはしゃぎにはしゃいじゃって。
サクラちゃんも同じくらいはしゃいでくれたから、すっごく嬉しかった。
『どうして何も云わずに居なくなっちゃったの?』
そう問いただすのも、サクラちゃんから謝られるまで忘れてたくらい、はしゃいでた。
けど…なんか、どうでもよくなっちゃって。
そう、どうでも良かったんだけど…少しは報復させてもらっちゃおうかな、って。
今度黙って私の前から居なくなったら、
探し出してでも最高に苦い薬飲ませてやるから、って。
約束、させてもらったよぅ。
サクラちゃん、薬を飲んだわけでもないのに苦い顔してたっけ。
でも、またすぐに笑ってくれた。
夜が更けに更けて、月が輝きを増す前に、
お互い少し大きくなったかもしれない手を繋いで、帰路につく。
―――大事なところが変わってないのは、サクラちゃんも、だよぅ?
19. February. 2007 / Evening
【エルフの森】 ★サクラ...
初期のあたしの恥ずかしいくらいに稚拙な文章を知ってる、
数少ない内の一人ですが。(笑)
ホント、がぁらに来たばっかりの頃だったからー…うわあ。
同じ名前の子が表に出てるのを見つけて、
「嗚呼…とうとう名前使われちゃったのかな」って、残念に思いながら見てたら。
『つい最近帰ってきた』ですと?
猛烈な勢いでラウンジに行きましたとも。(笑)
そしたら、ホントに帰ってきてました、大道芸娘。
あたしの知ってるサクラちゃんでした、はい。
ほくほくでした。(笑)
メープルがブログやってたなんてー。
頑張って続けてねv
なんか、こうやって自分のこと書かれてると妙に恥ずかしいものです(照)
そしてそして、
メープルの背後さんと私の背後が同い年っていう事実が発覚しましたー。(何)
まさか見つけられるとは思わなかったから(笑)
あはは、じゃあこれからは、絡む度に恥ずかしい思いをげふごふ。
…と、わあ、同い年なんだ?
じゃあ今年卒業したんだねー、おめでとうー!